カテーテル治療の現状を知る

カテーテル治療とバイパス手術

心筋梗塞や狭心症の治療法としてカテーテル治療法や手術によるバイパス治療などがありますが、この2つの治療法の違いやメリットデメリットなどをそれぞれ紹介していこうとおもいます。基本的にこの2つの治療法は血行再建療法と呼ばれるもので、血液の循環が正常に行われない原因となっている血管を再建するという画期的な治療法です。

どちらの治療法も血管という非常にデリケートな部分の治療ですので、それなりの技術を要する難しい治療法だとも言えます。

この2つは基本的な治療法が全く異なるため比較するのは難しいのですが、各治療法もメリットとデメリットで比較して頂こうと思います。

まずカテーテル治療のメリットとして患者さんの身体への負担を極力抑えることができる、短時間で終わる、開胸することがないので治療後も1日から2日程度で退院できる、繰り返し治療が行えるなどがあります。反面デメリットとしては、全ての病状に対応できる訳ではない、再狭窄になる可能性が否定できない、難しい症状の場合は完全に治療することが困難などが挙げられます。

一方、バイパス手術のメリットとして血管が再び狭窄する確率が極めて低い、完治率がカテーテルと比べて高いなどですが、デメリットとして開胸を伴うので時間も5時間程度かかり体力への負担が大きい、様々な合併症の危険がある、再度症状が出たからといって簡単には再手術を行う事はできない

以上のように両治療法ともにメリットとデメリットがありますので、治療を行う際は担当医と良く相談しながら決めるようにしましょう。