カテーテルの基礎知識
カテーテルはどこから入れるの
カテーテル検査や治療に使用されるカテーテルは身体の何処から挿入することになるのでしょうか。基本的に多く採用されている挿入箇所は大腿動脈、上腕動脈、橈骨動脈という3ヶ所になります。なかでも最も多く採用されているのが大腿動脈です。大腿動脈とは足の付け根部分にある動脈のことで身体の中でも動脈が大きいということがあり、トラブルなどが少なく合併症などの心配も低い為、多くの医療現場で採用されている挿入箇所になります。ドリル状のロータブレータカテーテルなどの挿入にも非常に有効な場所だと言えます。脳カテーテルの場合にも大腿動脈から挿入するケースが一般的です。
しかし、検査後の止血に掛かる時間が6時間程度必要になるというデメリットがあります。
次に上腕動脈ですが、これは腕の肘部分に当たる場所です。こちらの動脈も大腿動脈ほどではありませんが太い動脈ですので、高い安全性を確保することが出来ます。さらに大腿動脈からアプローチする方法と違い、検査後の止血も比較的短時間で可能であり、検査後すぐに患者さんが自立歩行しトイレなどに行くことも可能です。
そして3つ目が橈骨動脈です。これはいわゆる手首部分ということになります。この場所は患者さんへの負担が1番軽い場所として近年、多くの医療現場で採用され始めている方法なのですが、大腿動脈などに比べ血管が細い為に、それなりの技術が必要とされる箇所になります。さらに径管の大きいカテーテルは使用できないというデメリットもあります。